小村田の家に
ついて
ABOUT KOMURADA’S HOME
法人概要
社会的に自立するまでの期間、日常生活の援助、相談、生活指導を行う。
自立援助ホーム小村田の家を運営することにより、
社会的養護が必要な子どもが将来のビジョンを描くための
キャリア教育の重要性を広め、学業にしっかり取り組める環境への
配慮やネットワーク創りを行い地域に寄与することを目的とする。
この法人は、その目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。
1 保健、医療又は福祉の増進を図る活動
2 社会教育の推進を図る活動
3 人権の擁護又は平和の推進を図る活動
4 子どもの健全育成を図る活動
5 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は
活動に関する連絡、助言又は援助の活動
この法人は、その目的を達成するため、次の事業を行う。
1 特定非営利活動に係る事業
⑴自立援助ホーム事業
⑵行政機関からの補導委託・一時保護等の委託事業
⑶相談業務及び講師派遣事業
⑷就労支援サポート事業
代表者挨拶
これまで学校職場から子どもを取りまく環境の変化を痛感してきました。将来、自身の経験を活かした福祉事業を行いたいと考えて、再三の家族会議を繰り返し、さいたま市子ども政策課の方々のご支援をいただきまして、ようやく特定非営利活動法人の設立になりましたことを心から嬉しく思います。
自立援助ホームは、昭和30年代から先駆的な取り組みをなされた方々がたくさんの苦労を積み上げ、昭和後期に補助金事業として「児童自立相談援助事業」という局長通知で行われました。平成5年末には、全国に10軒程しかありませんでしたが、平成9年「児童自立生活援助事業」と名称を変えて法内事業化、平成21年にようやく補助金制度から児童保護措置費制度の適用となりました。平成28年には、22歳の年度末までの「就業者自立生活援助事業」「社会的養護自立支援事業」も制度化され全国に160軒を超えるホーム数となりました。ホームの利用者は、これまでは児童養護施設等出身者が６割でしたが、現在は15歳を超えた年齢から虐待や家庭環境の問題によって入居してくる若者も多くなっています。家庭から児童相談所や司法機関等を通じて相談入居に至る若者が６割と逆転しています。「社会的養育ビジョン」でも自立援助の強化が叫ばれている中、自立援助ホームの存在価値は大きなものになっていくと思われます。様々な事情から援助を必要としながらも自立に向けて「今を生きている」子どもたちに安心できる環境の中で、自分の存在に自信を持って生活していけるホームにしたいと思っています。温かいご支援ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人 堂の前
自立援助ホーム 小村田の家
代表理事 田中 玉美
アクセス
〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4-651-3
JR大宮駅より徒歩15分